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【スタッフレポート】「色褪せない“愛”を乗せる車たち~50’s,60’s」クラシックカーフェスティバル!
皆様、こんにちは!
いつも当社のホームページをご覧頂きまして
誠にありがとうございます!
今回は
11/26(土)に東京・新宿にある神宮外苑
「聖徳記念絵画館前」で行われた「クラッシックカー・フェスティバル(CCF)」を取材しました。
では早速、
モータリゼーションの歴史を垣間見たいと思います!
こちらが会場の「聖徳記念絵画館前」。
凄い人です。
クラッシックカー・フェスティバル(=CCF)は
2007年より開催され、今年で10回目との事。
「トヨタ博物館」が主催してます。
まずは主催者所有(?)のクルマからレポートします!
出ました!!
「トヨタ・2000GT”スピードトライアル”」
(1966年・日本)
その昔、欧米との技術格差が歴然とあった時代に、世界に通用するトップレベルのスポーツカーを目標に生産され、トライアルに挑戦。3つの世界記録と13の国際記録を樹立し、世界を驚かせた。
そしてこちらが
「トヨタ・2000GT”ボンドカー”」
(1966年・日本)
映画「007は二度死ぬ」(1967年公開)の為に作られた車両。
たしか有名な俳優さんが今でも所有しているようです。
「キャデラック・エルドラド ピアリッツ」
(1959年・アメリカ)
まさにアメリカ黄金期の象徴。
物凄い迫力です!
見よ、このテールフィン!今ではあり得ないです。
下手したらどっちが前だか分かりません!
「ダットサン・フェアレディ SP310型」
(1963年・日本)
日本の本格的なスポーツカーの先駆けとして、このモデルより国内で意識されるようになった。
カッコイイです!
「モーリス・ミニ・マイナー」
(1959年・イギリス)
当時、車のヒエラルキーの既成概念を変えた一台。
権威や伝統を重視する社会から自己主張する若者を中心とする社会へと、大衆車にとどまらない独自の文化を築いた。
「ホンダ・N360」
(1967年・日本)
ホンダ初のFF方式を採用した軽自動車。
二輪ベースのエンジンと技術で31馬力を発揮。
高性能と安価な設定で記録的なベストセラーになった。
宗一郎イズム!
「エドセル・サイテーション」
(1958年・アメリカ)
こちらは乗車して記念撮影できます。
しかし当時のアメ車はリヤのオーバーハングが長いですね。
「フォード・サンダーバード」
(1962年・アメリカ)
通称”ビュレット(弾丸)バード”。
ケネディ大統領就任パレードには50台のサンダーバードがパレードを行った。
「ディーノ 246GTS」
(1973年・イタリア)
ディーノの車名はフェラーリの創業者の息子、アルフレードの愛称から付けられた。
今度は一般のオーナー様(主催者申請、許可車)のお車を一部ご紹介します。
本当に皆様、キレイにそして大事にされている事がヒシヒシと伝わります!
そしてほとんどの車輌がナンバー付き!凄すぎです!
※車名・年式は分かる範囲で載せておきます。万が一間違えていた場合はご容赦下さい。
「フォード・モデルA」
(1931年式・アメリカ)
「MG・ J2」
(1932年式・イギリス)
「オースチン・セブンスペシャル」
(1937年・イギリス)
「ポルシェ・356Aクーペ」
(1956年・ドイツ)
「フォルクスワーゲン・タイプ1」
(1956年・ドイツ)
「MG・TF」
(1954年・イギリス)
「メルセデスベンツ・220SEカブリオレ」
(1960年・ドイツ)
「メルセデスベンツ・190SL」
(1959年・ドイツ)
「オースチン・ヒーレー100 BN2」
(1956年・イギリス)
「アルファロメオ・ジュリアスパイダーベローチェ」
(1965年・イタリア)
「トヨペット・クラウン」
(1960年・日本)
「トヨタ・スポーツ800」
(1965年・日本)
「オースチン・ヒーレースプライトMKⅡ」
(1961年・イギリス)
「ニッサン・セドリック 1900デラックス」
(1963年・日本)
「ニッサン・スカイラインハードトップGT-R」
(1972年・日本)
「トヨタ・セリカGTV」
(1973年・日本)
「ロータス・エラン スプリント」
(1971年・イギリス)
「マツダ・コスモスポーツ」
(1971年・日本)
レースアナウンサー、ライター、編集者として多方面にわたり活躍されている中島さんによるトークやパレードランの実況も行われました。
マスコミによる取材も多数見られました。
会館の階段に上り、一角を撮影してみました。
建物と車の雰囲気がとてもマッチしてます。
「Ladies & Gentleman」
紳士な大人達が静かに車の歴史を語る、
という光景が何とも心地良かったです。
CCFのグッズ販売ブースも出展してます。
ステッカー2枚買っておきました。
なんとクラッシックカー・フェスティバルにマクラーレン!
スタッフ用駐車スペースに遠目から発見。
多分570Sだと思うのですが・・
流線ボディがたまらなく美しい!
また、実際にエンジンを掛け、実況と解説を交えた走行披露も行われました。
パーソナリティもクラシックな出立ちです!
こちらはイベントコンパニオンさん。(?)
この衣装と素敵な笑顔で会場を盛り上げます!
レトロな衣装。アリです!
この時期、神宮外苑では「いちょう並木」が素晴らしいです!
外国の方もたくさん見かけました。
こんな感じで渋い車がたくさん走ってきます。
カッコイイです!
近くにヤクルトスワローズの本拠地、
神宮球場もあります。ちなみに私、野球好きです。
秩父宮ラグビー場はほぼ隣りにあります。
当日は大学ラグビーの試合が行われてました。
並木道をまっすぐ行くと、ハンバーガーの超有名店「SHAKE SHACK」さんがあります。
お腹すいたんで入りたかったのですが、この大行列。。一時間半待ちとの事。
その待ち時間があれば家に戻り、今回の取材の原稿を少しでも書いておく事ができます。
残念ですが今回は諦め、帰路で腹を満たす事にします。
結局、都内がスイスイ走れ、すぐ東名に乗ってしまった。。ならば海老名SAで何か食する事にします!
入口付近にお店を構えるパン屋「ぽるとがる」さん。
海老名SA(下り)=メロンパンと言われる程の大人気店。
いつ来てもメロンパンは行列!
それで
私が食したのはこちら!
なんつっ亭さんの「マー油とんこつラーメン」
見た目は辛そうに見えますが、全然まろやかです。
速攻で食べ終わりました。
「編集後記」
今回、見学させて頂いた車は、どれも本当に素晴らしいコンディションのものばかりでした。
この状態を維持するのは並大抵の事ではないでは無いと思うんです。
錆との闘い、部品の調達、タイヤやガソリンの質まで当時と今では全く違いますし・・。
また、外気温や気圧、湿度などによって、燃調を整えたりする必要が無きにしも有らずでしょう。
本当に、このレジェンドの方々には「敬意」「尊敬」という言葉しか思い浮かびません。
またエンジンルームも公開している車両も多かったのですが、ホントにキレイなんです!
今後、こちらの方々に向かって、安易に「経年劣化」という言葉を使ってはいけません。
私共も「ソレックス」「ウェバー」をいじりまくったベテランから、OBDを使い倒す若い社員まで
幅広い年代が整備に携わってます。
おかげさまで弊社も70年以上この業界で続けさせて頂いており、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも「ただの古い工場」ではなく、今回のイベントのように「クラシック」「ビンテージ」など
ずっと皆様に愛される「味」のある会社を目指していきたいと思います。
最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
これからもカーテック神中をどうぞ宜しくお願いいたします。
Photo / Text S.ITOH