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【実績紹介】日産「Y33セドリック」バルクヘッド腐食修理
みなさまこんにちは!
秋めいてきましたね。
さて、今回のご紹介はこちら。往年の車、Y33セドリック。
ボンネット後方とフロントガラスの間のバルクヘッド部がサビにより腐食が進み、穴が開いているとの事。
製造からかなりの年数が経過している為、既にこの部分の骨組みの部品は、メーカーより「製造廃止」のアナウンス。
したがいまして、鉄板1枚からワンオフで製作する事にします!

H8年式 日産セドリック・グランツーリスモ。79,117km。

まずボンネットを外し、現状を確認します。
運転席側の腐食が激しいですね。

ここがワイパーアームの取付軸部分になります。
上から見ると分かりづらいですが、この部分は平ではなく、複雑なパネル形状をしています。そのため、完璧に同形状に製作しないとワイパー動作に支障が出てしまいます。

フロントガラスを外し、腐食部分のパネルをカットしたのち、まずは型紙を製作します。

パネル下のベースとなる骨格は切除する訳にはいきませんので、極力サビを落とし、土台として残します。

土台の方もきっちり「処理」しておきたいですよね。
まずはサビをある程度取り除いた後、赤サビを黒サビに転換する材料を塗布し、これ以上のサビの発生を抑えます。

「サビ転換剤」が硬化したら、さらに表面の保護や塗装の密着を良くする為にサフェーサーを塗装します。

今回は形状が複雑でしたが、2ピース構造で製作することで、何とか形にする事ができました。

鉄板が完成したので、一度仮置きしてチェックしてみます。

微修正を行いながら、溶接していきます。

溶接後、表面を滑らかに整えます。

もう一度全体的にサフェーサーを塗布します。

ワイパーアームの軸部分の取付け形状もばっちり決まりました。

最後にボディと同色のシルバーを塗装します。

後はフロントガラス、ボンネット、ワイパーを取り付け、完成です。

こちらがビフォー。

アフター。
車の経年劣化が進むとどうしても
"サビとの戦い"という問題が出てきてしまうのは
致し方ないところだと思います。
今回、メーカーからの部品供給が終了との事でしたので、
ワンオフで修理させて頂きました。
当店は状況に応じて、このようなカスタムメイドによる
修理のご相談も承ります。
それでは今後共カーテックJIN-CHUを
どうぞよろしくお願いいたします。
PHOTO/M.INOUE
TEXT/ S.ITOH
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