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「三菱 ミニキャブ」 リビルトエンジン交換
今回はエンジン乗せ換えの作業をご紹介します。
オイル漏れ箇所がないのにエンジンオイルがすぐに減ってしまう為、「オイル上がり・下がり」が原因かと思われます。
- 今回はオーバーホールせずにリビルトエンジンに乗せ換え、時間短縮・低コストで行います。
- 走行距離は約20万㎞!
- まずは車両をリフトアップしてエンジンを外していきます。
- 或る程度外れたらリフトを下げて、、、
- 慎重にエンジン及び周辺パーツごと降ろします。
- エンジンを外した空間です。車内まで見えてしまいますね。
- 外したエンジンからミッション他、付属部品を外して行きます。
- 付属品を外すとエンジンだけになりますが意外と小さくみえますね。
- こちらがリビルトエンジンです!
- 外したエンジンからミッション他、付属部品の取付を行います。
- 走行テストを行い、各部をチェック!
今回の症状は「オイル上がり」が原因でした。
オイル上がりとは、ピストンリングやオイルリングが極端に摩耗しているか、又は破損している事が考えられます。いずれにしても、ピストンとシリンダーの密閉性が極端に不足しており、クランクケース(ピストンの下側)に充満しているオイルミスト(細かい霧状のもの)が燃焼室に入り込み、オイル自身が燃焼時に燃えていると考えられます。その要因としては、多走行、経年劣化、オイルの管理等が考えられます。
こちらのお客様は今回、エンジン本体をリフレッシュされたので、これからもお車をガンガン使用できますね!この度は、どうもありがとうございました!